【令和6年中小企業診断士2次試験得点開示】合格/不合格の分かれ目は何だったのか

こんにちは、あおたろです。

先日、2次試験の合格証書と2次試験の得点が届きました。

果たして、無事に口述試験に合格できていたのでしょうか。

そして、筆記試験の得点は一体何点だったでしょうか。

試験結果

まずは口述試験の合否です。

結果は、合格でした!

口述試験は会場に行って、試験官の質問に受け答えすれば合格する試験なので、当然と言えば当然の結果ですね。

参考までに私が受験した令和6年度口述試験の結果は、受験資格のある1517名中1516名が合格だったようです。

合格率にすると、99.9%という高い数字です。

得点開示

続いて、2次筆記試験の得点開示です。

合格点240点に対してプラス2点と結構ぎりぎりの数字です。

しかし、前年は239点で涙を飲んだことを思えば、この2点はとても大きな2点と言えるでしょう。

下記の記事で誓ったリベンジを無事に果たすことができました。

 

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得点比較(不合格年VS合格年)

今回の得点を、不合格だった令和5年の結果と比較します。

括弧内が令和5年の数字です。

事例Ⅰ 73点(75点) 2点ダウン

事例Ⅱ 57点(63点) 6点ダウン

事例Ⅲ 56点(44点) 12点アップ

事例Ⅳ 56点(57点) 1点ダウン

事例Ⅲの得点アップが合格に寄与していることがよくわかります。

2回目の2次試験対策の大きなテーマは事例Ⅲの弱点克服でしたので、しっかりと対策できたと言ってよいかと思います。

一方で、他の事例で得点を落としているのが残念ですね。

事例Ⅳで得点を稼ぐという当初の目論見は全く達成できていません。
CVPにしろNPVにしろ、理解度や過去問の出来はかなり上がっていたと思っていたのですが、初見問題への対応力が不足していたということでしょう。

また、論述問題で的を外していたことも原因だと思われます。

合格/不合格の分かれ目は何だったのか

令和5年が239点、令和6年が242点という結果から、合格/不合格のどちらに転ぶにせよ紙一重の状況だったのではないかと推測されます。

そんな中、明暗を分けた要因は何だったのでしょうか?

SNS等で「2次試験は運ゲーである」という言説が流布しているのを見ることがあります。

そのような要素が全くないとは言い切れないとは思いますが、私の考えとしては以下が合格の要因だったと考えています。

    1. 明確な強みがあったこと
    2. 弱みを克服できたこと

「弱みを克服し、強みを生かす」というと、まるで事例企業のようですね。

それぞれ具体的に見ていきましょう。

強みは事例Ⅰが得意なことです。

1次試験の企業経営理論が好きな科目だったこともあり、事例Ⅰに対する苦手意識もなく、2年連続で70点超えができています。

実際の得点を見ても、事例Ⅰで作った貯金で他の事例の不足を補っています

続いて、弱みの克服についてですが、これは言うまでもなく、事例Ⅲで前年から得点を大幅に伸ばしたことです。

前年からのプラス12点の積み上げがなければ、合格という結果は勝ち取れなかったと思います。

まとめ

合否を分けたものは、自分の強み・弱みを把握していたことでした。

ただ、これは2次試験に一度落ちたがゆえに把握できたことでもあります。

ストレート生の場合、1次試験から2次試験まで3か月ほどしか時間がありません。

その短時間の中で、自分の強み・弱みが把握したうえで対策を打つことはなかなかに困難なことだと思います。

言うは易しですが、ストレート合格を目指すのであれば、1次試験の勉強と並行して2次試験の対策に取り組むべきということになります。

ただ、私個人の実感としては2次試験に一度落ちたことは決して無駄なことではなかったと思います。

なぜなら、2次試験対策に取り組むことによって、試験に対する解像度が上がり、中小企業診断士試験が受験生に何を求めているのかがわかったような気がするからです。

今後は、試験勉強で得た知識やスキルを実務に活かしていきたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

試験勉強によって得られたものについては下記の記事で書いていますので、ぜひご一読ください。

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