こんにちは、あおたろです。
令和6年事例Ⅱの再現答案を公開します。
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第1問(配点20点)
B社の現状について、SWOT分析をせよ。各要素について①~④の解答欄にそれぞれ40字以内で説明せよ。
①S 強み
3代目のファッション業界の経験やセンス。オリジナル食器が高評価。動画が好評。
②W 弱み
HPが簡素でオンラインの情報発信力が弱い。知名度が低い。大消費地に販路がない。
③O 機会
クリエーター志望の窯元増加。オリジナル食器の提案依頼。旅行雑誌に取り上げられた。
④T 脅威
産地問屋減少。窯元の零細化。安価な外国製陶磁器。人口減少による新規需要縮小。
第2問(配点25点)
X市は、ふるさと納税の返礼品としてX焼を活用したいと考えている。現在でも市の返礼品の中にX焼はあるが、全国の返礼品の中で埋もれている状態にある。
3代目は、X市から「返礼品の中でもっと目立ち、市とX焼のファンを増やすような返礼品の企画を考えてほしい」と依頼を受けた。ブランド価値構造のうち、消費者にもたらす感覚価値と観念価値を意識して、返礼品の企画を100字以内で提案せよ。
地元デザイナーズホテルのオリジナル食器を返礼品にする。旅行雑誌に取り上げられた良いイメージを活用し、X市旅行の思い出や郷土料理の味わいを想起させる事で、ブランド価値を高め、ファンを増やす。
第3問(配点25点)
X焼には窯元それぞれの魅力があるため、3代目は、消費者がいろいろな窯元の陶磁器を手にとれる機会を作りたいと思っている。しかし、陶磁器祭りで接客をしていると、「あれもこれも欲しいが、家にはもうたくさんの食器がある。収納スペースがないし、今あるものも捨てられない」と購入をためらう食器愛好家の声をよみ耳にする。
3代目は、自社や窯元の事業機会拡大を図る一方、こうした食器愛好家のニーズを充足する新規事業を手がけたいと考えている。どのような事業内容にすべきか、100字以内で提案せよ。
①陶磁器の下取り、②毎月定額で陶磁器を貸出するサービスの事業を行うべき。B社のオリジナル食器、新規参入した窯元の新しい作風の陶磁器、伝統的な窯元の季節感ある陶磁器を揃え、事業拡大を図り、ニーズを充たす
第4問(配点30点)
ECサイトの新規顧客は増えたが、3代目は顧客の顔を直接見ながら販売できない寂しさも感じ始めた。
3代目は、今後は、X市の地元で開く店舗とECサイトの両方を利用する顧客を増やしていきたいと考えるようになった。B社にはどのような施策が必要か、150字以内で具体的に提案せよ。
施策は①陶磁器祭りに出店し、幅広い年齢層の食器愛好家から対面でニーズを収集する、②盛り付け映え、写真映えを考え抜いた食器をSNSで発信し、双方向交流で顧客との関係性を強化、③カフェスペースで郷土料理や地元食材を使った軽食を提供、④若者や海外の視聴者向けにライフスタイル提案動画を発信、以上で客を増やす
試験終了直後の感想
「第2問の感覚価値と観念価値ってなんだっけ?」
「一次試験で勉強した記憶はうっすらとあったもののかなり曖昧。」
「第2問が取れなかったとしても、6割は取れるんじゃないかな。」
果たして結果はいかに。