【中小企業診断士2次試験】令和6年事例Ⅰリアル再現答案

令和6年事例Ⅰのリアル再現答案を公開します。

令和6年の二次試験を受けた方、来年の二次試験に向けて勉強中の方の参考になれば幸いです。

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第1問(配点20点)

A社の2000年当時における(a)強みと(b)弱みについて、それぞれ30字以内で答えよ。

(a)流通加工や保管業務の能力の高さ。質の高い輸送。協力会との連携

(b)旧態依然の管理体質で受注管理が非効率。新規開拓力が弱い。

第2問(配点20点)

なぜ、A社は首都圏の市場を開拓するためにプロジェクトチームを組織したのか。また、長女(後の2代目)をプロジェクトリーダーに任命した狙いは何か。100字以内で答えよ。

理由は古い慣習が残る組織から切り離し、若手中心のチームで首都圏の物流需要を捉え、新市場を開拓する為。狙いは①長女を後継者として育成する事。②大手企業での物流企画、営業の経験、人脈を活用する事である。

第3問(配点20点)

なぜ、Z社はA社に案件を持ちかけたのか。100字以内で答えよ。

理由は①A社が地域物流のコーディネーターとして地元密着で質の高い輸送サービスを構築している為、②X社と長期の取引実績があり、一連の保管業務や流通加工の能力が高く、県内進出に必要だった為である。

第4問(配点40点)

今後、A社が3PL事業者となるための事業展開について、以下の設問に答えよ。

(設問1)

2024年の創業経営者の助言による配置転換の狙いは何か。80字以内で答えよ。

狙いは①県内事業部と首都圏事業部の連携を強化し、シナジーを創出する事、②県内事業部のDX推進による受注・在庫管理の高度化、③長女が全社を俯瞰できる体制構築。

(設問2)

A社がZ社との取引関係を強化していくための施策を、100字以内で助言せよ。

施策は①適正在庫管理や機動的な商品補充への対応を進め、受託範囲を増やす、②協力会と連携し、労働環境を整備し、人手不足解消、③段階的な成果主義導入や公平な評価制度確立でモラール向上を図る事である。

感想

試験直後の手応えは、「手応えあり。70点取れるかも?!」でした。

その後、各予備校の解答速報を見ても大きく題意を外している設問はなさそうでしたので、希望も込めて70点は取りたいところ。。。

実際の結果は改めてご報告します。